成熟社会
「成熟社会」のテーマとは
社会が成熟していく中で、私たちはどのような課題に直面し、また、それらにどのように対応し、行動していくべきでしょうか。「成熟社会」のテーマでは、成熟社会の姿を探り、これをめぐる課題や可能性を探っていきます。
急速な長寿化に伴う人生100年時代の到来により、多様性を真に尊重する社会の実現や価値観の転換、そして新たな価値創造の実現が喫緊の課題となっています。本テーマには、高齢者、障がい者、女性、LGBTQ、外国人など多様な人たちの多様な生き方・学び方・働き方、その土台となるユニバーサルデザイン、安全工学などが含まれますが、これらに止まるものでもありません。分野の枠を超えた分野横断・文理融合型の研究により、急激な社会変化に対応する法政策、成熟社会の課題解決に資する新たな理論的枠組みを考えていきます。
研究テーマ:成熟社会
どのような勉強をするか
成長を遂げ「成熟」していく社会において起こっている急激な変化を知り、そこで生じる課題を法学的な素養を土台に理解していきます。それに加えて、数理・データサイエンスを学び、課題解決のためのエビデンス形成をする手法を修得します。それらを踏まえて、個人や社会の多様性を尊重する成熟社会を実現するためのエビデンスに基づいた新しい法政策を提言し、人生100年時代に備えた環境づくりや社会制度の整備に資するような研究を行っていきます。
どのような人を育てたいか
「成熟」していく地域社会で急激な変化に伴い生じる課題に対し、エビデンスに基づいた現実的で新しい法政策を考案できる想像・創造力をもつ人を育てます。
修了後の進路
地方公務員・国家公務員、地域社会に関わる会社や公益性をもつ団体の職員、社会的企業の起業家、NPO職員など
教員リスト
履修モデル
履修モデル
教員紹介
各教員へのインタビューをご覧ください。
・石﨑 由希子