先進実践学環とは
学環長挨拶
2021年4月、近未来の超スマート社会「Society 5.0」の構築・維持・発展の場面で活躍できる人材の育成を目指して、大学院先進実践学環(修士学位プログラム)がスタートしました。
常盤台キャンパスに集う4つの大学院(国際社会科学府、都市イノベーション学府、環境情報学府、理工学府)が連携して、学府を担当する約180名の教員が500以上の授業を提供することで、先進的な文理融合、異分野融合の教育・研究を実践しています。国内の大学院では未だ珍しく、学内全体の多様な専門知・学術知の教育研究資源を広く活用するため、自分の研究に必要な文理の知識を4つの大学院の授業の中から自由に組み合わせて履修することができます。先進実践学環には、コースや専攻という学問の専門性で分類する従来の枠組みはありません。あるのは、研究テーマの大枠、学内の多様な教育・研究資源、そして学問の分野を超えた学生と教員間の自由な交流です。先進実践学環なら、これまでに諦めていた学問分野を跨ぐ研究ができるかもしれません。
先進実践学環は、横浜国立大学がこれまでに積み上げてきた学術をつなぐ大きな「環」であり、4つの大学院の連携の「環」です。本学環での教育・研究を通じて、社会が求める「科学技術」と「人間の社会・文化的活動」の両者を理解できる文理融合・異分野融合の視点を修得することを期待しています。
2022年4月 先進実践学環長
河潟 俊吾

初代学環長挨拶
学環概要
学位プログラムの概要
社会を構成する人間の理解と先進的なデータサイエンスの技法を基軸に、YNUのすべての教育研究分野を融合して、 Society 5.0における新たな価値とサービスの創出・普及の場面で実践的に活躍できる人材を養成します。

Society 5.0の構築・維持・発展に資する研究成果を創出するために、本学がこれまで培ってきた知識の総体から必要な知識を探索し統合するという学修スタイルを提供します。
組織図
教育学研究科を除く4大学院(学府)の担当教員が提供する授業をもとにカリキュラムが構成され、主指導教員とは分野の異なる副指導教員が設定されます。図の●●●●が示す既設専攻の教員が、情報共有しながら先進実践学環学位プログラムの学生の指導を行う体制になっています。
